🕊【訃報】ガルデルクラージュ、調教中のアクシデントにより急逝(更新:2025年3月29日)

ガルデルクラージュ

📝 基本情報

  • 🐴 馬名︓ガルデルクラージュ(Garder le Courage)
  • 🎂 生年月日︓2021年2月19日
  • 🏠 調教師︓武英智(栗東)
  • 🏦 馬主︓シルク・ホースクラブ
  • 🏆 生産者︓ノーザンファーム(安平町)
  • 🌿 育成牧場︓ノーザンファーム空港
  • 💰 募集総額︓3,500万円(1口 7万円 × 500口)
  • 🧬 血統︓ルーラーシップ × ガルデルスリール(母父:ダイワメジャー)
  • 🌍 馬名の意味︓「勇気を持ち続ける(仏)」

🕊 2025年3月28日 早朝、急逝

  • 📍 場所︓栗東トレセン
  • 📅 発生日時︓2025年3月28日(金)朝
  • 状況︓坂路調教後に大量出血し、急性の喉嚢真菌症により死亡

🗣 武英智調教師コメント(要約)

調教を再開してからも順調に思われたが、28日の坂路調教後、ゴールを過ぎたあたりでフラフラとし、口と鼻から多量の出血。自力で馬運車には乗れたが、その直後に倒れ込み、獣医師により「例がないほどの大量出血」と診断され、その場で安楽死処置が施された。
病理解剖の結果は「喉嚢真菌症」。事前の調教や様子からは兆候が見られず、突然の出来事に厩舎スタッフ一同、大きなショックを受けている。


📘 喉嚢真菌症とは?

喉の奥にある「喉嚢(こうのう)」と呼ばれる空間に真菌が感染し、内部を通る動脈を破壊することで突然の大量出血を引き起こす、極めて致死性の高い病気。外見や走行状態からは異常が分かりにくく、発見が難しい。


🧾 総評と感謝

ガルデルクラージュは芝・ダートともに走れる柔軟さと、最後まで諦めないしぶとさを武器に、厩舎関係者やファンからも高く評価されていました。
特に2歳時の初勝利、2025年3月の阪神戦で見せた粘りの2着など、印象に残るレースを多数見せてくれました。
まだまだこれからという中での突然の別れは非常に残念ですが、彼が見せてくれた「勇気」は、出資者やファンの心に深く刻まれました。
心からありがとう。そして、安らかに眠ってください。


🏇 生涯成績

  • 📊 通算成績︓11戦1勝[1-2-0-8]
  • 🏆 主な勝利︓2023年10月15日 新潟・2歳未勝利(芝2000m)
  • 🥈 主な入着︓2023年10月29日 京都・1勝クラス 2着、2025年3月8日 阪神・1勝クラス 2着
  • 🎫 最終出走︓2025年3月22日 中京8R(ダ1900m)6着
  • 💰 獲得賞金︓1,240万円(中央)

🗂 全レース一覧

日付開催R条件人気着順騎手距離馬場タイム通過上がり馬体重
2025/03/22中京8R1勝クラス7736着小沢大仁ダ19002:00.34-4-4-438.1510kg
2025/03/08阪神7R1勝クラス8882着富田暁ダ20002:08.96-6-4-439.7520kg
2024/12/14中京6R1勝クラス7131510着亀田温心ダ18001:57.013-13-14-1438.2518kg
2024/10/27京都7R1勝クラス4487着小沢大仁ダ19002:01.56-6-4-539.6510kg
2024/09/01小倉6R1勝クラス33106着富田暁ダ17001:46.810-10-9-637.4506kg
2024/08/10札幌8R1勝クラス22511着亀田温心ダ17001:49.09-9-9-938.0504kg
2024/07/13福島6R1勝クラス4449着富田暁芝18001:50.29-9-10-935.4500kg
2023/12/10阪神9Rエリカ賞6699着西村淳也芝20002:02.34-4-5-635.5502kg
2023/10/29京都6R1勝クラス5522着亀田温心芝20002:00.45-5-5-534.8504kg
2023/10/15新潟2R2歳未勝利6611着M.デムーロ芝20002:02.33-3-3-335.4500kg
2023/10/01中山5R2歳新馬5545着石橋脩芝20002:05.210-10-9-834.8498kg

📌 この記事について

本記事は、2025年3月28日に発表された公式コメント・病理解剖結果・調教師談話をもとに、ガルデルクラージュの生涯を記録としてまとめたものです。
出資者・ファンの皆様への報告と感謝を込めて掲載しています。

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